アルペンは3月5日、大型の体験型アウトドアショップ「Alpen Outdoors Flagship Store(アルペンアウトドアーズ フラッグシップストア) 柏店」(千葉県柏市)をリニューアルオープンする。
コロナ禍の影響で、他人との接触を回避しやすいアウトドアの人気が高まった。また、政府が外出自粛を要請したことで、自宅でキャンプ用品を使ってアウトドア気分を楽しむ「お家キャンプ」や「ベランピング」をする人が増えた。
こういった変化を受け、アルペンのキャンプ専門店「Alpen Outdoors」でも、チェアなどのリビンググッズや、テーブルやクッキングギアといったダイニンググッズの売り上げが大きく伸びた。
「Alpen Outdoors Flagship Store 柏店」はこうしたアウトドア需要に対応するため、人気商品の売り場面積を拡張するとともに、取り扱いブランドを強化。アウトドア未経験者から中・上級者まで楽しめる店舗を目指すとしている。
具体的には、テーブルウェアやクッキングギアを主に取り扱う「DINing」コーナーと、多様なチェアを展示する「LIVing」コーナーを大幅に拡張する。
また、キャンパーから大きな支持を得ているブランドの世界観を表現するため、アジア最大級の「ノルディスク」コーナーと、国内最大級の「オガワ」コーナーのショップインショップをそれぞれ1階に新設する。さらに、ソロキャンプ人気の高まりを踏まえ、「ソロキャンプ展示コーナー」も新たに追加する。
同社の2021年6月期第2四半期(20年7〜12月)連結業績は、純利益が前年同期から3.3倍の78億2900万円だった。好調な業績をけん引したアウトドア部門を強化することで、さらに成長できるか。
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