ワークマン、2月の既存店売上高が前年割れ 17年9月以来 春物は好調前年のうるう年が影響

» 2021年03月02日 14時00分 公開
[ITmedia]

 ワークマンは3月1日、2021年2月の月次売上高(速報値)を発表した。既存店の売上高は前年同月比の96.3%で、17年9月以来、3年5カ月ぶりに前年を下回った。

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 20年はうるう年で、今年は営業日が1日少なかったことなどが影響した。既存店客数は同95.5%、客単価は100.9%となった。

 2月は全般的に気温が高く、売上比率が高い防寒衣料やウィンドブレーカーなどが低調に推移したという。その一方、春物新商品のワーキングウェアやトレーニングウェア、アスレシューズなどが売り上げを伸ばした。

(出所:ワークマン2月度月次報告)

 2月28日には「東京ガールズコレクション2021」へ初参加を果たした同社。インスタ世代の女性やトレンドに敏感な若年層への訴求を図る一方、作業現場とオフィスを行き来するビジネスパーソンにターゲットを絞った「リバーシブルワークスーツ」の販売も開始している。また、テーブルやローチェアなどのアウトドアグッズも展開し話題となっている。

紳士服チェーンの製品と差別化を図った「リバーシブルワークスーツ」(出所:プレスリリース)

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