アプリケーション開発で機能の実装に利用できるSDK(ソフトウェア開発キット)とAPI(アプリケーションプログラミングインタフェース)の違いとは何だろうか。それぞれの長所と短所、使い方を紹介する。
「SDK」(ソフトウェア開発キット)と「API」(アプリケーションプログラミングインタフェース)は、複数の異なるアプリケーションを連携させ、エンドユーザーにシームレスな体験を提供することに役立つ。どちらも開発者が一から作業することなく、アプリケーションに新しい機能を追加する手助けとなる。
SDKとAPIのどちらを選択すべきか判断を下すのは難しい場合がある。本稿はSDKとAPIについて説明し、アプリケーションを構築する際に、いつ、どこでそれぞれを使えばよいかを整理する。
SDKは、少ない労力でアプリケーションを開発できるようにするために、プログラム、API、サンプルコードなどをパッケージにしたものだ。開発者はSDKを使えば、機能を実現する技術の詳しい仕組みを理解していなくても、アプリケーションに新機能を実装できる。さまざまなソフトウェアベンダーが独自のSDKを提供し、自社製品と、サードパーティー製を含む他のアプリケーションを簡単に連携できるよう支援している。
APIは、アプリケーションにおける2つの異なる要素(コンポーネント)を橋渡しし、情報をやりとりするためのツールやプロトコルをまとめたものだ。さまざまな役割のサーバが連携する分散アプリケーションの構築や、アプリケーション間の連携を支援する。
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迅速なサービスの提供を実現する手段として、「ローコード開発×内製化」が注目されている。エンジニア不足の中でも、非IT部門が開発を担える点がその理由の1つだが、全てが順調に進むわけではない。失敗事例から得た2つの教訓を紹介する。
多くの企業がDXの取り組みとして、ローコード開発ツールを活用した内製化を進めている。しかし、実務で使えるアプリケーションをローコードで構築するには、いくつかの課題を解消することが必要だ。本資料で詳しく解説する。
企業がマッチングサイトを構築する際、従来は数百万円の初期開発費と数カ月の構築期間が必要だった。さらに、契約・決済・スケジュール調整・ユーザー管理などの機能も個別に開発する必要があった。このような課題を解決する方法を探る。
プロダクトの品質を確保するためには、テストの工程が重要になる。しかし、リソースや人材の不足などさまざまな課題を抱えている企業も多い。そこで本資料では、みずほリースなど9社の事例からテストの課題を一掃する方法を解説する。
ソフトウェア開発における「テスト」では、コストを抑えながら迅速に対応することが求められる。人材やスキルが不足していても、品質の確保は怠れない。本資料では、このような課題に企業がどのように向き合い、解決したかを紹介する。
企業が抱える“生成AIを活用した開発現場の課題”を解決に導くヒントを探る (2025/7/30)
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なぜクラウド全盛の今「メインフレーム」が再び脚光を浴びるのか
メインフレームを支える人材の高齢化が進み、企業の基幹IT運用に大きなリスクが迫っている。一方で、メインフレームは再評価の時を迎えている。
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