大和ハウス工業は2月22日、水洗トイレ・シャンプーシンク一体型猫専用ユニットバス「ネコレット」(税込36万3000円)を発売した。
ネコレットは上部がシャンプーシンク、下部がトイレユニットになっている。トイレユニットは、市販の猫トイレと猫砂を設置する仕様とした。トイレユニットの天井部分にはセンサーが付いており、猫がおしっこをして退去すると数秒してから水が自動で流れる。シャンプーシンクは、飼い主の利便性を向上させるため、マイクロバブルのシャワー水栓、ハンズフリーでドライヤーを利用できる設備、シャンプーを収納する引き出しなどを備えている。
なぜ、ネコレットを開発したのか。ペットフード協会によると、2020年における新規のペット飼育数は、前年比15%増の48万3000頭。飼育理由のトップは「生活に癒(いや)し・安らぎが欲しかったから」(45.2%)だった。また、住宅購入をきっかけにペットを飼いたいと考えている20〜30代が一定数いることにも同社は着目した。
一方、実際に猫と暮らしていくには「トイレの処理」「臭い」「抜け毛」といった課題が存在する。そこで、自宅で猫と共生できる商品開発を進めることにした。
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