そろそろ次のAndroid(「Android 12」)の開発者プレビューが発表されてもいいころ合いです。
Googleはこれまで、Android OSの新バージョンのコード名と最初の開発者向けプレビューを2月か3月ごろに、“お菓子ネーム”を8月ごろに発表し、10月の「Made by Google」イベントで新OS搭載オリジナルスマートフォンを発表するというしきたりでした。
アルファベット順に付けてきたお菓子ネームは、2019年リリースのQ番目で10番目のAndroid 10から発表されなくなりました。でも実は、Googleの社内のコードネームとしては続いています。Android 10は「Quince Tart」、Android 11は「Red Velvet Cake(RVC)」でした。どっちも日本では「?」な名前ですね。お菓子ネームの公表をやめた理由が、「AndroidはグローバルなOSなのに、これまでのお菓子ネームは必ずしもグローバルじゃなかったから」というのは納得です。
そして、S番目に当たる「Android 12」の社内でのお菓子ネームは「Snow Cone」だと、Android関連ニュースの米XDA Developersが2月15日に報じました。画像を見ると、かき氷を紙コップに入れたやつのことみたいです。日本のかき氷よりぐっと派手ですね。XDAは情報入手経路を明かしていませんが、過去の実績からみて、これは本当なのでしょう。
ちなみにAndroid 10のQuince Tartはロサンゼルスタイムズのレシピを見ると、quince(日本ではマルメロ)という、かりんに似た果物を使ったタルトでした。そもそも生のマルメロは千疋屋か新宿高野くらいでしか見かけない。
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