「Windows」のレジストリクリーニングは、遅くなったPCの改善効果はそれほど期待できないが、動かなくなったOSやアプリケーションのトラブルシューティング手段にはなる。どのような効果があるのか。
前編「『“遅いWindows 10”をレジストリ掃除で解消』は危険なだけで無駄だった?」は、「Windows」の動作に不可欠な「Registry」(レジストリ)の概要と、レジストリのクリーニングがシステムに与える影響を整理した。レジストリは、Windowsの設定や選択内容を保存した項目(キーと値の組み合わせ)の巨大な構成ファイルだ。
レジストリをクリーニングしようとする前に、レジストリはWindowsの不可欠な部分であることに注意が重要だ。レジストリを不適切に変更すると、システムが不安定化するなど機能に支障を来す恐れがある。変更内容に絶対に間違いがないと確信している場合以外は、レジストリに変更を加えたり、保存したりしてはならない。
「Windows 10」を使うほとんどの人は、レジストリに一切触れる必要がない。レジストリをいじっても効果が得られるどころか、残念な結果になりやすいからだ。今日レジストリのクリーニングが必要なのは一般的に、他に手の打ちようがないOSやアプリケーション関連の問題を緩和する必要がある場合に限られる。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
業務用イメージスキャナーを開発する企業のPFUは、主力スキャナーシリーズ向けのクラウドサービスを提供している。同社は、サービスの品質向上へ向け、オブザーバビリティプラットフォームを導入した。その経緯や導入成果などを紹介する。
システム運用の効率化を目的にクラウドシフトを進める中で、高いレベルの可用性と性能を確保することが求められたオーケー。そこで採用されたのが、あるオブザーバビリティプラットフォームだ。その仕組みや実力を、詳しく解説する。
非構造化データの急増やランサムウェアの拡大などにより、ストレージに求められる要件はますます高度化している。性能やコスト、セキュリティなどの課題を克服するには、どのような製品を選べばよいのだろうか。
みずほグループでは、基幹システムをグループ全体で統合し、クラウドに展開するというプロジェクトを進めていた。このプロジェクトにおいて重要な課題の1つになっていたのが、運用保守業務を高度化することだった。
調査によれば、企業のPCリプレースサイクルは5年以上が大半だという。しかし、理想は3年または5年という回答が多い。このギャップの主な原因は、コストと作業負荷の増加にある。このような課題を解決する方法を動画で紹介する。
端末管理や認証基盤、セキュリティ対策を一度に解決する方法とは (2025/7/28)
NECの社内ITが運用の「サイロ化・属人化」から脱却できた“決め手”とは? (2025/6/12)
生成AI時代のPCの選び方 価格だけでは見えない「AI PC」の価値とは (2025/5/15)
デザイン性も機能性も“インカム越え”? 進化した接客用連絡ツールの特徴は? (2025/4/14)
低コストで障害の原因を容易に特定、アプリ監視を改善する注目手法とは (2025/4/8)
「テレワークでネットが遅い」の帯域幅じゃない“真犯人”はこれだ
ネットワークの問題は「帯域幅を増やせば解決する」と考えてはいないだろうか。こうした誤解をしているIT担当者は珍しくない。ネットワークを快適に利用するために、持つべき視点とは。
「サイト内検索」&「ライブチャット」売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、サイト内検索ツールとライブチャットの国内売れ筋TOP5をそれぞれ紹介します。
「ECプラットフォーム」売れ筋TOP10(2025年5月)
今週は、ECプラットフォーム製品(ECサイト構築ツール)の国内売れ筋TOP10を紹介します。
「パーソナライゼーション」&「A/Bテスト」ツール売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、パーソナライゼーション製品と「A/Bテスト」ツールの国内売れ筋各TOP5を紹介し...