東京商工リサーチの調査によると、新型コロナウイルスの影響で業績を下方修正した上場企業は1091社(8月11日時点)に上った。業績の下方修正額は売上高で計10兆円を突破、最終利益についても約5兆円まで増加した。
同社は「12月期決算は通期で新型コロナの影響を受けるため、下方修正額も大規模となる」と分析している。
同社の集計によると、新型コロナを理由にした上場企業の売上高の下方修正額は計10兆1646億円となった。最多額となったのはキヤノンで、当初予想より売上高を6200億円引き下げた。最終利益については、上場企業で計4兆9656億円となった。
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