米Microsoftは8月4日(現地時間)、クラウドゲームサービス「Project xCloud」を9月15日からAndroid端末向けに提供を開始すると発表した。22カ国(日本は含まれない)の「Xbox Game Pass Ultimate」ユーザーは、Android端末で100以上のゲームをプレイできるようになる。
Xbox Game Pass Ultimateは、Xboxのサブスクリプションサービス「Xbox Game Pass」のハイエンドプラン。日本では月額1100円だ。
Android向けxCloudを提供地域を限定するのは、「数百万人のゲーマーに本格的に提供する際の安定性を確保するため」で、9月15日からの提供はβ版としてのリリースになる。
Microsoftは昨年11月から日本でも同サービスのβテストを行っている。また、iOS版テストフライトを2月から実施している。
プレイできるゲームの完全なリストはまだ公表されていないが、Minecraft Dungeons、Destiny 2、Tell Me Why、Gears 5、Yakuza Kiwami 2などが含まれる。
Xbox Game Pass Ultimateユーザーは、フレンドリストや途中までプレイしたゲームの状況、コントローラー設定など、Xboxのすべての体験とゲームプロファイルをモバイルでも利用できる。ゲームの共有ライブラリもあるので、他のXbox Game PassメンバーがXboxやPCでプレイしているゲームにAndroid端末ですぐに参加できる。
Microsoftはまた、モバイルでのゲーム体験を快適にするためのアクセサリをRazer、PowerA、8BitDo、Naconと協力して開発していることも発表した。モバイル端末用のXboxブランドの専用コントローラーやクリップ付きコントローラーなどだ。
なお、Xbox OneおよびソニーのPS 4のコントローラー「DualShock 4」でもAndroid端末でのゲームプレイが可能だ。
同社は7月、9月11日からProject xCloudをXbox Game Pass Ultimateのユーザーに無料で提供すると発表していた。
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