マツダは7月31日、新型SUV「MX-30」を日本で2020年秋に導入すると発表した。19年に同社初の量産電気自動車(EV)として発表したが、日本ではまず、新たに追加するハイブリッド車(HV)のモデルを発売する。
MX-30は、19年10月の東京モーターショーで世界初公開した。そこで発表したモデルは、電動化技術「e-SKYACTIV(イー・スカイアクティブ)」を採用した初の量産EVで、センターピラーがない「フリースタイルドア」を取り入れるなど、開放感と柔軟性が高いことが特徴。欧州ではすでに先行予約を開始し、20年に発売する計画だと発表していた。
日本では、「地域ごとに最適な動力源を適用するマルチソリューション戦略の一環」(同社)として、すでに普及しているHVのモデルを最初に投入する。HVモデルには、直噴ガソリンエンジン「SKYACTIV-G 2.0」に独自のマイルドハイブリッドシステム「M HYBRID(エム ハイブリッド)」を組み合わせた「e-SKYACTIV G」を搭載する。
EVモデルについては、20年度中にリース販売を開始する予定だという。
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