東京都三鷹市は7月29日、請求書のペーパーレス化に向けた実証実験を行うと発表した。請求書を電子化し、管理や処理などの業務をオンラインに移行することで、会計担当者の負担軽減を目指す。電子化したデータを分析し、より高度な予算管理に生かす方法も検討する。
実験には、経費精算用のSaaSを手掛けるコンカーとインフォマートが協力。紙の請求書の自動読み取りやオンラインでの申請、承認に対応する「Concur Invoice」と、勘定科目の自動仕訳などが可能な「BtoBプラットフォーム 請求書」の両ツールを提供する。
三鷹市はこれらを使うことで、承認フローや規定チェック、監査対応などの効率化や、紙の書類の保管コスト削減が見込めるとしている。
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