クラボウ繊維事業部は7月13日、抗菌・抗ウイルス機能繊維加工技術を活用した「クレンゼ ドライマスク」を開発したと発表した。発売日は7月14日からで、同社のECサイトで販売する。
抗菌・抗ウイルス機能繊維加工技術を活用した「クレンゼ ドライマスク」(出典:クラボウ)
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、同社は5月に「クレンゼ マスク(布タイプ)」を販売。ただ、消費者からは「夏場でも快適に過ごせるようなマスクをつくってほしい」といった声があって、「暑さが本格化するこれからの季節でも快適に使用できるマスク用素材の開発に取り組んできた」(同社)という。開発の結果、速乾性能とストレッチ性に優れた素材を活用し、クレンゼ加工を施したマスクを完成させた。
また、クレンゼを活用したバスタオルやエコバッグ、枕カバーなど身の回り製品も開発し、7月下旬より順次販売する予定だ。
「クレンゼ ドライマスク」は、汗などの水蒸気をなるべく早く発散させる特殊糸と速乾加工を施すことで、「汗などのベタつきを軽減しドライ感を持続させる」(同社)という。また、ストレッチ性に優れた素材を使用しているので、顔へのフィット感が高まるとともに、洗濯後のシワの軽減を実現した。
サイズは15×23センチ(男女兼用)。価格は、3枚セットが2970円、6枚セットが5700円(いずれも送料無料、税込)。
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