就職情報大手のリクルートキャリア(東京・千代田)は7月14日、リクナビの新卒向け合同企業説明会について、8月末まで中止を延長すると発表した。新型コロナウイルス対策のため、既に3月〜7月までの説明会を中止していた。
同社は「地域によっては新型コロナウイルス感染者数が再度増加に転じる傾向も見られ始めた直近の状況においては、学生の健康や安全などを第一に考え、引き続き注視が必要と判断」したとしている。9月以降についても「事態の状況変化を見極めながら再開を検討」する。
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、人材大手は学生や人事担当者が集まる企業説明会を相次いで中止している。Web面接などへの移行も進む。
今回は、2021年卒学生向けサイト「リクナビ2021」が8月に開催予定だった3県(宮城、広島、福岡)での計3イベントを中止した。学生計約160人、企業約70社の参加を見込んでいた。
同様に、22年卒向けの「リクナビ2022」の就職活動準備のための合同企業説明会も中止となった。こちらは広島市での1イベントで学生計約60人、約10社の参加を予定していた。
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