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保冷剤で冷やす夏用布マスク、洋服の青山がネットで抽選販売 店頭では整理券の配布も

» 2020年07月08日 12時42分 公開
[ITmedia]

 「洋服の青山」を運営する青山商事は7月7日、保冷剤で口元を冷やす夏用布マスクをECサイトで抽選販売すると発表した。当初は通常販売する予定だったが、「サイトの混乱を避けるため」抽選販売に切り替えた。価格は1枚790円(税別)。店頭では11日から取り扱う。

保冷剤で口元を冷やす夏用布マスク

 同社のECサイトで販売している布マスク「抗ウイルス加工マスク」の内側2カ所にポケットを取り付け、保冷剤が入るようにした。保冷剤を入れた場合、外気温が30℃のときでマスク内は10℃ほど低くなるという。

 保冷剤は1つ10gほどで、左右に2つ入れる。「取り付けても気にならない程度の重さ。外側から透けて見えたり、外側に大きく出っ張ることはない」としている。

内側の左右2カ所に保冷剤を入れるポケットを設けた

 冷却できる時間は約30分。取り出して冷凍庫で1時間ほど冷やせば再び使える。「通勤時など屋外では保冷剤を入れて使い、オフィスでは取り出して着用するなど、環境や季節に応じて使い分けられる」

7月中に20万枚販売、初週は「白」のみ

 青山商事では保冷剤が入るマスクを7月中に20万枚を生産、販売する考え。11日から全国に785店(6月末時点)ある「洋服の青山」店頭とECサイトで販売する予定だったが、「購入希望に関する多数の問い合わせをいただいている」ことからECサイトは抽選販売に切り替える。

 20万枚のうち、ECサイトでは1万7000枚を3回に分けて販売する。初回抽選では7000枚を販売する予定で、受付期間は9日の午前10時から13日午後11時59分まで。応募時にWeb会員登録などは必要ない(当選後に登録)。

 2回目、3回目の抽選ではは5000枚ずつ販売する。どちらも7月中に実施予定だが、具体的な日程は決まっていない。

 マスクは「ふつう」「やや小さめ」の2サイズ。色は白、ネイビー、グレー、ライトグレーの4色を用意する予定だが、生産効率を上げるため、当面オンライン販売では白のみを扱う。

 11日に始める店頭販売でも初回入荷分は白のみ。翌週18日入荷分以降に4色がそろう見通しになっている。なお、店頭での“密”を避けるため、11日は開店15〜10分前に整理券を配布するとしている。

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