ジョルダンは6月30日より順次、交通機関の経路検索アプリ「乗換案内」に、駅や観光スポットなど任意の場所の時間帯別混雑状況を把握できる「混雑マップ」機能を搭載すると発表した。新型コロナウイルス対策で、ユーザーが通勤など外出時に「密」になるエリアやタイミングを回避してもらうのが狙い。
同社のアプリユーザーから許諾を得た、匿名化された位置情報のビッグデータを活用した。全ユーザー数は現在、累計で3000万ダウンロード超。今回のサービスはスマートフォンのアプリが対象となる。
ユーザーがアプリ上の「混雑マップ」を開くと、現在位置や指定した場所における状況が混雑順に「赤・黄・緑」の色で表示される。駅や商業エリア、観光スポットなど任意のスポットの混雑状況を調べることができる。
混雑状況は過去7日間、30分おきに指定することができ、どの曜日や時間帯が混雑するかについても細かく表示できる。
ジョルダンは6月3日にも、新型コロナ対策による混雑緩和のため「乗換案内」に「各駅停車優先検索」機能を無料化している。
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