サンシャイン水族館(東京都豊島区)は、クラゲをメインにした新エリア「海月空感(くらげくうかん)」を7月9日にオープンする。横幅約14メートルの「クラゲパノラマ」と、「海のイラクサ」であるシーネットルの仲間を鑑賞できる「クラゲスクリーン」の2つの水槽が新設される。
クラゲパノラマは、水槽が大きく弧を描いているのが特徴。視界が全てミズクラゲに覆われたような水中世界への没入感を体験できる。
また、海月空感では新エリアのために新たに書き下ろされたオリジナルサウンドを生かす音響設備を採用。オリジナルアロマ、水中のゆらめきを表現したオリジナルの照明などで癒やしの空間を演出する。
これまでのクラゲ展示エリアもリニューアル。新エリアの水槽に加え、360度クラゲに囲まれる浮遊感を楽しめる「クラゲトンネル」「クラゲルーペ」「クラゲドロップ」「夢幻海月(むげんくらげ)」など6つの水槽でクラゲを鑑賞できる。
新型コロナウイルスの影響によって緊張状態が続いているときは、ぼーっとリラックスする時間が緊張をほぐすことにつながるという。サンシャイン水族館は「クラゲを『ぼーっとみる』こと、さらに『海月空感』のために書き下ろされたゆったりできる音響やアロマ、照明にもこだわったいやしの『海月空感』へ『ぼーっとしに』お越しください」とコメントしている。
同水族館はタリーズコーヒーや池袋の老舗和菓子店「池袋三原堂」などとコラボレーションし、数量限定の商品を販売する。
さらにサンシャインシティ専門店街アルパの一部店舗で、「海月空感」オープンを記念した限定メニューを販売する。サンシャインシティの広報担当者に、他社とコラボレーションする狙いについて問うと、「水族館自体の認知の拡大が1点目。もう1つはサンシャインシティ自体が複合施設であることもあり、他の商業施設とコラボレーションすることによって相互に送客ができればいいと考えている」という。
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