ユー・エス・ジェイは7月1日、関西2府4県に限定していた「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)」の集客対象エリアを拡大すると発表した。7月10日から東海、北陸、四国、中国地方からの入場が可能となり、20日からは全国に拡大する。
USJは新型コロナ感染拡大によって2月29日から臨時休園していたが、6月19日からは関西地方在住者を対象に一般営業を再開している。
7月10〜19日は関西に加えて、隣接する東海、北陸、四国、中国地方に在住しており、各種チケットを購入した人が集客対象となる。また、年間パスポートを持っていれば対象エリア外からも入場できる。年間パス以外で入場する場合は、対象エリア在住であることを証明する身分証明書などの提示が必要となる。
7月20日以降は、在住地に関係なく、各種チケットや年間パスを持っていれば入場可能となる。
7月10日以降の各種チケットは、公式Webチケットストアなどで、7月6日午後2時から販売する。20日からは、チケットブースでの当日券販売も再開する。
パーク内では、引き続きマスク着用などの対策を実施する一方、熱中症対策としてマスクを外して休憩できる「マスクフリーゾーン」を屋外に設置している。7月上旬からは、屋内のレストラン「ロンバーズ・ランディング」の1階にも追加で設置する。
また7月1日から、全てのライド・アトラクションで、1列おきの乗車から全列乗車に切り替えている。現場での運営フロー改善と待ち列での混雑を減らすことが目的。マスク着用や乗車前の消毒、座席の定期的な消毒などを実施した上での変更だという。
新エリア「SUPER NINTENDO WORLD(スーパー・ニンテンドー・ワールド)」については、東京五輪開催前の開業を計画していたが、延期する。今後の集客規模拡大に合わせて開業できるように検討を進め、20年秋ごろに開業時期を決定するという。
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