経済産業省は12月11日、宇宙関連の技術開発やビジネスを手掛けるベンチャー企業と高い専門スキルを持つ人材のマッチングを支援するWebサービス「S-Expert」を開設した。
S-Expertは、宇宙関連企業の求人情報と、JAXAや大手企業で経験を積んだ人材の職務経歴などをそれぞれ掲載し、連絡手段を提供するプラットフォーム。職業紹介事業者が仲介してマッチングを促進する。運営事務局は新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が務める。
あくまで企業と人材のマッチングを支援するサービスであり、職業の紹介やあっせんを行うものではないとしており、初回のやりとり以外の連絡はサイト外で行うよう規定している。
同社によると、近年は国内外で宇宙ベンチャーの参入が活発化している一方で、宇宙人材の流動性は低く、需要と供給のバランスがとれていないという。今後は、2018年6月に経済産業省と内閣府が開設した宇宙ベンチャーと投資家のマッチングを支援するWebサービス「S-Matching」と連携し、人材確保や資金調達を支援。宇宙産業の活性化を目指すとしている。
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