ニュージーランド航空は、一部機内と空港ラウンジで“食べられる”コーヒーカップの提供を試験的に開始したと発表した。
広報担当者によると、このコーヒーカップの素材は小麦、砂糖、卵、バニラエッセンスだという。パリパリとした食感が特徴で、コーヒーを注いでから最大8時間利用できる。このカップは、ニュージーランドとオーストラリアを結ぶ一部の路線と、特定の空港内のラウンジで提供されている。つまり、一般的なコーヒーカップとして使う分には問題ない。
ニュージーランド航空は、1年当たり800万杯以上のコーヒーを提供しており、現在は、土に還る素材で作られているカップを利用している。食べられるコーヒーカップを試験的に導入することで、環境面での配慮をさらに促進する。同社によると「バニラ味で液体が漏れないよう作られたカップは、お試しいただいたお客さまから大好評で、デザートボウルとしても使っています 」という。
ニュージーランド航空は1940年に設立された国際航空会社で、日本からニュージーランドへの直行便を運航している。
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