ヨドバシ「リンクス梅田」の来館客数が500万人突破、オープン後10日間で好調の要因は

» 2019年12月06日 15時10分 公開
[ITmedia]

 カメラ・家電量販店を展開するヨドバシホールディングスは12月5日、運営する複合商業施設「LINKS UMEDA」(リンクス梅田、大阪市)のオープン後10日間の来館客数が500万人を突破したと発表した。同社は年末年始までの累計来館客数が1500万人を超えると見込んでいる。

年末年始までの累計来館者数が1500万人を超えると見込んでいる

 リンクス梅田は11月16日にオープン。約200店舗のテナントが出店している。日本最大級の来店客数があるヨドバシカメラマルチメディア梅田やその専門店などが一体となっており、延べ床面積は約22万平方メートル、売り場面積は9万平方メートル。専用駐車場も1200台に増設した。将来的には「グランフロント大阪方面」「阪急梅田駅方面」「芝田町方面」の3方向・5カ所とつながり、周囲の全ての方向にアクセスが可能になるとしている。

 リンクス梅田の五鬼上大介館長は、客数が好調な要因として「充実したファミリー向けテナントや1200台を収容する駐車場を設けたことで、梅田を訪れることに抵抗があったファミリー層を新規顧客として取り込めたこと」「買い物中に子どもを預けられる施設や、仕事帰りに気軽に立ち寄れる場所など、周辺の他施設とは異なるテナント構成になっていること」「ヨドバシ梅田タワーの外周を1周するペデストリアンデッキにより、梅田の街のアクセスに貢献できたこと」の3つを挙げた。

全体構成図
各フロアのコンセプト

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