渋谷パルコは音楽ヴェニューをのぞくタイムアウト東京のオススメ

東京の街の“ローカルエキスパート”が、仕事の合間に一息つけるスポットやイベントを紹介します。

» 2019年11月26日 07時01分 公開

 11月22日(金)にグランドオープンした新生渋谷パルコ。創業当時から、ファッションだけでなく東京のサブカルチャーを独自のセンスでフックアップしてきた同店だが、今回のリニューアルでも音楽やアート、アニメ、ゲームなど、多岐にわたるカルチャーの最先端を取り上げています。ここでは、渋谷パルコにオープンした5つの音楽ヴェニューにフォーカスを当てて、その魅力を紹介します。

伝説の店が復活

 かつて旗艦店の六本木WAVEがあったほか、首都圏を中心に全国展開していたレコードショップ、ウェーブ(WAVE)。2011年7月までに全店舗が閉店し、その姿を見ることができなくなっていた伝説の店が、渋谷パルコで復活しました。新しいウェーブは、コンセプトも内装も商品も、予想の斜め上をいく内容です。

 まずは、壁一面に配置されたモジュラーシンセ。その数なんと400機で、全て電源の入る実機です。販売商品は、12インチレコードサイズにパッケージされたTシャツや、現在のDJツールの要であるUSBメモリー。店外の自動販売機では、アーモンドミルクを使用したオリジナルの缶コーヒーを販売しています。

音楽ファンにはたまらないスポット

 吉祥寺で路面店として営業していたミュージックカフェ&バーのクアトロラボが移転オープン。ハンドメイドの大型スピーカーを含むハイエンドオーディオシステムと、3000枚を超えるレコードコレクションもそのまま同じものを使用しています。

 平日、休日を問わず、夜間はゲストDJによるプレイが定期的に行われるなど、音楽ファンにはたまらないスポットとなりそうです。

充実した品ぞろえ

 ディスクユニオンによるレコード専門店、ユニオンレコードが新宿に続く2店舗目をオープン。もともと1967年に開店し、ディスクユニオンの前身となったユニオンレコード。コンパクトながら充実した品ぞろえの棚には、レコード初心者からプロまでを対象に、ブラックミュージック全般や和モノのLP、7インチなどが並べられています。

 その他「渋谷パルコで行くべき5つの音楽ヴェニュー」では、渋谷パルコでいくべき音楽ヴェニューを紹介しています。落ち着いた時期にふらりとのぞいてみてはいかがでしょう。

著者プロフィール:タイムアウト東京 編集部

タイムアウト東京は、ロンドンを中心に、ニューヨーク、上海、クアラルンプール、テルアビブ、アムステルダム、シドニーなど、世界108都市39カ国に広がるメディア、タイムアウトの東京版です。「本当に素晴らしいものは、世界のどこであれ誰であれ感動を与えてくれる」という考えの下、日本の優れたヒト、モノ、コト、コンテンツ、サービスを英語・日本語のバイリンガルで発信しています。


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