世界初「ドラえもん」公式ショップ誕生　「どこでもドア」展示など“体験”も提供：お台場で12月1日オープン

[ITmedia]

　12月1日、人気漫画「ドラえもん」の世界初となるオフィシャルショップ「未来デパート」が東京・お台場にオープンする。運営会社のベネリックが11月29日、展示や商品の詳細を発表した。

　店舗は、商業施設「ダイバーシティ東京プラザ」（東京都江東区）2階で開業する。2019年4月に40周年を迎えたテレビアニメや、20年に連載開始から50周年を迎える漫画、毎年制作され人気を集めている映画の世界観を表現するショップとなる。

　コンセプトは「キミの未来を、ちょっとよくするおてつだい」。店内では、「ひみつ道具ラボ」「カスタマイズゾーン」「ショップゾーン」の3ゾーンを展開する。

　ひみつ道具ラボは、ドラえもんやのび太が使うさまざまな「ひみつ道具」をテーマにした“体験”ができる空間。「どこでもドア」の展示では、自分の行きたい場所を伝えてドアを開けると、その場所が目の前に映し出され、そこに行ったように感じられる。また、10枚の的を「空気砲」で打ち抜くゲームや、スクリーンのどら焼きをタッチして増やす「バイバイン」ゲーム、「タケコプター」をテーマにしたゲームもある。

　カスタマイズゾーンでは、専用グッズなどに刺しゅうや刻印を入れることができる。刺しゅうは専用のタオルやバッグなどが対象で、キャラクター絵柄（全18種類）は700円（税別、以下同）、ドラえもんのロゴと同じフォントのドラ文字（全45種類）は400円。刻印は専用のキーリングやキーホルダーに入れることができ、1回500円。プレートキーリング（1000円）やルームキーホルダー（1200円）に刻印を入れる。

　ショップゾーンでは、マグカップ「ドラ文字マグ」（1200円）を未来デパート限定で販売。カップの正面はドラ文字が描かれ、裏にはその文字から始まるひみつ道具のイラストが入っており、全45種類をそろえる。他にもオリジナルグッズを多数販売する。

　さらに、書籍コーナーが充実している。「ドラえもんの関連書籍を世界一販売する店舗」を目指して、コミックスなど豊富な書籍をそろえていくという。

　長年愛されるドラえもんのショップには、国内外のファンをはじめ、幅広い層の来店が見込まれる。お台場の新たなスポットとして、にぎわい創出に貢献しそうだ。