センサーの位置合わせ不要、可搬型の侵入監視システム開発 沖電気工業 

OKIは、特定領域への人物侵入をリアルタイム検知する「可搬型のエリア侵入監視システム」を開発した。監視機器を現場に設置する際の、センサーの位置合わせ作業を不要とした。クラウドと連携させれば、遠隔からの監視も可能。

» 2019年11月13日 07時00分 公開
[ITmedia]

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 沖電気工業(以下、OKI)は2019年11月11日、人の動きを可視化できる「モーションマッピング技術」を活用した「可搬型のエリア侵入監視システム」を開発したと発表した。OKIは同システムを、同社が提唱する「インフラモニタリングソリューション」の1つとして「インフラ工事の工程・安全監視ソリューション」のラインアップに加え、2020年度の販売開始を目指す。

 可搬型のエリア侵入監視システムは、あらかじめ設定した「特定エリア」を監視して、人物の侵入をリアルタイム検知する。特定エリアは、同システムのセンサーユニットから半径25メートル以内に複数設定できる。特定エリアへの進入許可者は、ヘルメットの色で識別可能だ。

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