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大学1・2年生に聞く「希望の就職先」ランキング 公務員、Google、Amazon、LINEが人気

» 2019年10月29日 13時22分 公開
[ITmedia]

 大学1〜2年生の男女が「将来はここで働きたい」と考えている勤務先は? 与信管理を手掛けるリスクモンスターが600人に聞いた結果、1位は地方公務員(27.5%)だった。2位は国家公務員(19.5%)、3位はGoogle日本法人(9.3%)、4位はアマゾンジャパン(6.3%)、5位はLINE(5.5%)と続いた。

photo 大学1・2年生の「希望の就職先」ランキング

 志望理由は、地方公務員は「安定している」「転勤がない」「地元を盛り上げたい」、国家公務員は「国のために働きたい」「親ウケがいい」「給料が良さそうで、休みも取りやすそう」などが挙がった。

 Google日本法人を選んだ理由は「IT系企業の中でも一流だから」「自由な社風と先進的な技術に引かれた」、アマゾンジャパンを選んだ理由は「会社が大きく魅力がある」「いつも利用しているから」、LINEを選んだ理由は「幅広い世代に使われているから」――などだった。

 6位以下はソニー(5.3%)、明治(4.5%)、Apple Japan(3.3%)、日本赤十字社、全日本空輸、日本航空(いずれも3.2%)、任天堂(3.0%)、日本テレビ(2.7%)などがランクインした。

 大学1〜2年生が勤務先選びで重視するポイントは、給与額(50.3%)がトップ。勤務地(36.5%)、福利厚生(27.8%)、雇用形態(21.7%)なども上位だった。

 実現したい生涯最高年収は「400万円以上500万円未満」(16.7%)が1位、「1000万円以上1500万円未満」(13.0%)が2位となった。

 リスクモンスターは「IT企業などで出世して高収入を得ることを夢見ている層と、公務員として地域に貢献しながら平均年収程度を得たいと考える層に分かれている様子がうかがえる」と分析している。

photo 大学1〜2年生が勤務先選びで重視するポイント

 調査は9月11〜13日にインターネット上で実施。全国の大学1年生・2年生300人ずつに意見を聞いた。

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