10月6日に発生した台風19号が、「非常に強い」勢力で今週末の3連休(12〜14日)に日本列島へ接近する恐れがあると、日本気象協会やウェザーニューズなどが7日に伝えている。
気象庁の予報によると、日本への接近が予想される12日午後3時時点の台風19号の勢力は、中心気圧が950ヘクトパスカル、中心付近の最大風速が秒速45メートル、最大瞬間風速が秒速60メートル。接近時の予報円(70%の確率で台風の中心が入る地域)には、九州東部から紀伊半島までが含まれている。
この規模は、9月9日に上陸し、千葉県などに被害を及ぼした台風15号(最低気圧955ヘクトパスカル、最大風速秒速45メートル)と同程度。接近前の8〜9日にかけては、「非常に強い」より1段階上の「猛烈な」台風(最大風速秒速54メートル以上)まで発達する見通し。日本気象協会は、「もし予想通りになれば、今年、日本に近づく台風の中では最も強い勢力となる」としている。
台風19号の発生を受け、内閣府政府広報オンライン(@gov_online)はTwitterで、「風が強まる前に家の対策を」と、事前の対策を呼び掛けている。確認すべき項目と内容は以下の通り。
台風15号を被災した千葉県では、倒木や土砂崩れなどによる長期の停電も発生した。台風19号による被害が予想される地域では、非常時の持出し品の中に、懐中電灯やラジオの他、スマートフォンを充電できるモバイルバッテリーや充電ケーブルも加えておきたい。
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