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前澤友作氏、新生「スタートトゥデイ」創業を発表 ZOZO社長を退任直後に設立、会見ではあえて触れず

» 2019年10月04日 12時30分 公開
[ITmedia]

 ZOZOの社長を退任した前澤友作氏は10月4日、新会社「スタートトゥデイ」を設立したことをTwitterで公表した。9月12日にZOZOの社長を退任した直後に創業したという。現時点での従業員は社長の前澤氏のみだが、「またゼロから新事業を起こしていく予定」としている。

 スタートトゥデイはZOZOの旧社名。前澤氏は9月12日に開いた退任会見に「Let's Start Today」と書かれたTシャツを着て登場し、今後は新しい事業と月旅行の準備を行うことを公表。「ただもうかるだけのビジネスはやりたくない。ZOZO時代のようにアパレル一本ではなく、複数の事業を並行して進める」と今後のビジョンを語っていた。

 前澤氏は会見で「スタートトゥデイは、ZOZOにとっては非常に重要な名前だし、僕にとっても大切」とも語り、この社名に思い入れがあることを明らかにしていた。

photo 退任会見で今後のビジョンを語る前澤氏

 10月3日付の「NEWSポストセブン」に掲載された前澤氏のインタビュー記事によると、同氏は重大発表が相次ぐと周囲が混乱するとの考えから、スタートトゥデイを創業したことを会見ではあえて伏せていたという。

 新生スタートトゥデイの事業内容は現時点では不明だが、前澤氏はTwitterとnote上で広報担当者と秘書を募集済み。11月中旬から個人のYouTubeチャンネルを始めることも決まっている。

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