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Chromeブラウザのカスタマイズやタブグループ化など、今秋登場の新機能

» 2019年09月22日 08時11分 公開
[佐藤由紀子ITmedia]

 米Googleは9月19日(現地時間)、Webブラウザ「Chrome」の新機能を幾つか紹介した。既に使えるものや、次期バージョン(78)以降に追加されるものを含む、“秋の後半”に使えるようになるものだ。

開きすぎたタブのタイトル表示(将来的にはサムネイルも)

 1度に多数のタブを開くと、タブにはアイコンしか表示されなくなってしまう。タブにカーソルを合わせると、そのページのタイトルがカードで表示されるようになった(本稿執筆現在、筆者のデスクトップ版Chrome(バージョン77)で既に利用できる)。


 年内に、このカードにページのサムネイルも表示されるようになる見込みだ。

アドレスバーへの質問入力に直接回答

 アドレスバーに、例えば「ティラノサウルスの定義」と入力すると、アドレスバー内に回答が表示される。

 chrome 1 アドレスバーに質問の答えが表示される

 この機能はAndroid版でも使えるようになる見込み。秋中には使えるようになるようだ。

アドレスバーにGoogle翻訳ボタン

 Chromeの設定で設定した言語以外のWebページを表示すると、アドレスバーにGoogle翻訳のアイコンが表示され、これをクリックすると設定した言語に翻訳されるようになった(筆者の環境では既に利用可能)。

 chrome 2 アドレスバーにGoogle翻訳アイコンが表示される

タブまわりの色がカスタマイズ可能に

 Chromeの「新規タブ」の右下にある「カスタマイズ」ボタンの機能が拡充され、新規タブの背景だけでなく、タブ周辺の色を変えられるようになる。複数のアカウントでログインしてChromeを使っている場合などに便利そうだ。


Android版のタブのグリッドレイアウトとグループ化

 Android版Chromeでは、“向こう数週間中に”グリッドレイアウトが使えるようになる。複数のタブを開いている場合、タブの選択がしやすくなり、隠れているタブのサムネイルをプレビューできる。

 また、下の動画のようにタブをグループ化することもできるようになる。グループ化するには、グリッドレイアウトでグループ化したいタブを1つ選んで、他のタブにドラッグ&ドロップする。グループ化したタブは、タブスイッチャーで簡単に切り替えられる。


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