人の心を癒すロボット「Qoobo」は、どのようにして生まれたのかあの会社のこの商品(1/6 ページ)

» 2019年08月22日 07時30分 公開
[大澤裕司ITmedia]

 モフモフとしたさわり心地の円形クッションから、しっぽが伸びている。なでると、しっぽを振る。しっぽの振り方は、なで方によって変わる。顔や足はないが、もはや本物の犬や猫にしか思えない。

 このように書いても「何が何だかよく分からない」と感じたかもしれないが、正体はユカイ工学のクッション型セラピーロボット「Qoobo(クーボ)」(1万2000円、税別)である。

クッション型セラピーロボット「Qoobo」。色はハスキーグレー

 2018年11月に発売された「Qoobo」は、毎日の生活に癒やしを求める人や、ペットを飼いたくても飼えない人に使ってもらうべく開発された。特徴は、本物の犬や猫と同じしっぽの振り方をして応えてくれるところ。そっとなでるとフワフワと、たくさんなでるとブンブンと、しっぽを振るほか、さわらなくても振ることがある。日本のほか海外でも販売されており、これまでに1万匹以上が売れている。

フレンチブラウン
       1|2|3|4|5|6 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.