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「オフピーク通勤」キャンペーン 鉄道各社まとめ時差Biz(1/2 ページ)

» 2019年08月09日 06時00分 公開
[らいらITmedia]

 梅雨が明け、本格的な夏がやってきました。会社に出勤するだけで汗だくになるくらいなら、まだいくらか涼しい早朝に出勤してしまうのも一つの手です。

 東京都の一部路線では、通勤時間をずらすことでポイントや豪華景品が当たるキャンペーンが実施されています。各社の特典をまとめました。

通勤時間をずらす鉄道各社の施策は?(写真はイメージ、提供:ゲッティイメージズ)

JR東日本「夏の早起き応援キャンペーン」

2018年に引き続きキャンペーンが行われています

 JR東日本では「夏の早起き応援キャンペーン」を実施中。期間中に計10回、対象区間をSuicaで乗車の上、朝6時から7時45分の間に下車すると、抽選で500人にJRE POINTが1万ポイント当たります。対象区間は以下の通り。

  • 乗車駅:高尾→中野駅間(中央線)、拝島→立川駅間(青梅線)、千葉→浅草橋駅間(総武線)
  • 下車駅:山手線全駅、中央線御茶ノ水〜千駄カ谷駅間

※新幹線、私鉄等の連絡改札口は対象外

6時から7時45分に下車駅の改札機を出場する必要があります

 さらに、利用回数が増えるほど当選確率が上がり、計15回以上の利用で当選確率が2倍、計20回以上の利用で当選確率が3倍になります。キャンペーン期間は8月30日まで。土日も対象期間に含まれます。

 キャンペーンに参加するには、期間中にWebサイトからエントリーが必要です。エントリーと利用の順序は問わないとのことなので、すでに対象区間での利用があっても今からエントリーすれば間に合います。期間中に計20回以上利用するユーザーなら、キャンペーンにエントリーしておきましょう。

東京メトロ「オフピークプロジェクト」

 東京メトロは東西線各駅、有楽町線豊洲駅、銀座線新橋駅、東京2020大会会場最寄り駅(外苑前駅、青山一丁目駅、北参道駅、明治神宮前駅、月島駅、辰巳駅、新木場駅)を対象とした「オフピークプロジェクト」を実施しています。

混雑のひどい東西線では通年でメトポを活用したオフピークプロジェクトを実施中

 これは朝の通勤ラッシュ時のピーク前後の時間帯に、対象駅の自動改札機で出入場することでポイント(メトポ)がもらえるというもの。たまったメトポは利用月の翌月11日に付与され、10ポイント=10円単位でPASMOにチャージできます。これまでのメトポとは異なり、PASMO定期券でもポイントが進呈されるので、定期券ユーザーも対象になります。

新橋駅では入場時間に応じてポイントが進呈されます

 例えば、有楽町線豊洲駅を朝7時から7時30分の「ゴールドタイム」の間に出場すれば、25ポイントが付与されます。さらに、7時から10時30分の間に比較的空いている中央改札から出場することで、10ポイントが加算されます。

豊洲駅は出場が対象になります

 1日35ポイント付与されるオフピーク通勤を1カ月(20日間)続ければ、700ポイント(700円分)もらえる計算になります。ちょっとリッチなモーニングを月に1回いただけると考えれば、少し早く出勤するのも悪くないですね。

 オフピークプロジェクトの対象期間は以下の通り。

  • 東西線:〜2020年3月31日(平日のみ)
  • 豊洲・新橋:〜2019年9月6日(平日のみ)
  • 東京2020大会会場最寄り駅:2019年8月2日、8月19日〜8月30日

 オフピークプロジェクトでメトポをためるには、メトポの登録とプロジェクトへのエントリーが必要です。登録手続きや対象駅の詳細は公式サイトをご覧ください。

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