年収1000万円以上の求人は増えていますか? 転職コンサルタントに聞いたところ「増えている(どちらかといえばを含む)」と答えたのは56%、「増えていない(どちらかといえばを含む)」は44%であることが、のエン・ジャパンの調査で分かった。
「増えている」と答えた人に、どんな求人が増えているのかを尋ねると、業種は「IT、インターネット」(63%)、「メーカー」(49%)、「コンサルティング」(32%)が多く、職種は「経営、経営企画、事業企画系」(68%)、「営業、マーケティング系」(39%)、「コンサルタント系」(38%)が上位に。
年収1000万円以上で転職成功する人に、どんな共通点があるのだろうか。この質問に対し、「問題意識に基づき、課題や目標を設定する能力」(53%)がトップ。次いで「立場や価値観の違う社内外の関係者を調整する能力」(47%)、「自分の見解やビジョンを周囲に伝え、動かす能力」(42%)、「社内外の関係者に、納得感高く物事を伝える能力」「分析したデータから、新しい価値を生み出す能力」(いずれも32%)と続いた。
転職コンサルタントからは「自分のこれまでの『経験学習』の内容と『仕事での実績・貢献度』を単純明瞭に伝えることができること。それらを生かすことで、求人企業に対し『何を』『どのような方法で貢献し』『いかなる成果』につなげることができるかを、論理的に筋道を立てて説得できること」、「キャリア・専門性だけでなく、コミュニケーション能力、部下の指導能力などの人間性をよく評価される。円満な人格も評価されるので、おごり高ぶらないことが必要」といったコメントがあった。
インターネットを使った調査で、転職サイト「ミドルの転職」を利用するコンサルタント173人が回答した。調査期間は7月23日から26日まで。
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