宇宙航空研究開発機構(JAXA)は7月11日、はやぶさ2が同日、小惑星「リュウグウ」への2度目のタッチダウン(着陸)を行った際に撮影した3枚の写真を公開した。うち1枚は、リュウグウの地表から岩石が舞い上がっている姿をとらえている。
はやぶさ2に搭載した小型カメラ「CAM-H」で撮影した、タッチダウン4秒前、タッチダウンの瞬間、タッチダウン4秒後の写真を公開した。タッチダウン4秒後の写真は、多数の岩石が舞い上がっている姿をとらえている。
また、広角の光学航法カメラ(ONC-W1)が撮影した、タッチダウン直後の画像も1枚ずつ公開した。それぞれ、リュウグウのでこぼこした地表がとらえられている。
はやぶさ2は11日午前9時45分ごろ、リュウグウの地表から高度30メートルの地点まで降下した後、午前10時20分ごろに着地。午前10時39分ごろにはリュウグウの地下にあった物質の採取に成功したとみられている。
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