会社員にとっては、間もなく夏ボーナスのシーズン。使い道を考えている人も少なくないのでは。人材サービスを手掛けるパーソルキャリアが、年収1000万円台のハイクラス層のビジネスマンに対して夏ボーナスの使い道を聞いたところ、ちょっと意外な結果が出た。
調査は5月、同社のハイクラス層向けのキャリア情報サービス「iX」(アイエックス)が実施。東京都、千葉県、神奈川県、神奈川県に住む年収1000万円台(1000万円以上1100万円未満)の30〜50代の会社員男女400人に、インターネット上で行った。
1000万円台の会社員に「あなたの夏ボーナスの使い道は何ですか」(複数回答可)と質問したところ、65.4%と断トツでトップになったのが「預貯金」。2位に「旅行」(28%)、3位「交際・飲食費」(18.7%)と続いた。
実は、アイエックスが同様に年収400〜500万円台の会社員(20〜40代)で、同条件で同じ質問をしたところ、やはり1位は「預貯金」(64.1%)。ただし2位は「ショッピング」(18.3%)となった。
年収が倍になってもあまり変わらないサラリーマンの貯蓄志向。調査データを分析したアイエックス責任者の清水浩昭さんは「映画やテレビドラマでハイクラスと言うと、20代の1000万円プレーヤーが良い暮らしをしているような描写がありがちだが、現実は少し違う」と指摘する。ポイントは年収と年齢層の関係にあるという。
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