AppleはWWDC 2020で、多くの機能を追加したiOS「iOS 14」を2020年秋にフリーアップデートとして提供すると発表した。
新しいホームスクリーンを採用し、アプリを自動的に整理してくれる「Appライブラリ」を搭載する。
検索フィールドはABC順にリスト表示されるようになり、カテゴリ別にも自動整理される。
ウィジェットも進化し、情報のレベルに応じてサイズが変わり、表示位置を自由に変更できる。状況に合わせて自動的に最適なウィジェットを選択して表示する、スマートスタック機能もある。
iPadOSと同様にホーム画面でピクチャーインピクチャー(PinP)が可能になり、他のアプリケーションを表示しても音声再生などは継続される。
Siriも進化し、画面での情報表示UIが新しくなり、音声認識によるテキスト自動書き出しが可能になる。
日本語を含めた11言語の相互翻訳がオフラインで可能になる。
メッセージで重要な会話をピン留めすることが可能になり、ミー文字で顔にマスクを追加できるようになる。
グループ機能に写真を追加したり、関連メッセージをまとめて表示可能に。
マップは、目的地を探す場合、お薦めのレストランや観光名所を推奨。
カーボンフットプリント削減に役立つ機能がいくつか搭載されている。自転車ナビではアップダウンや道の混雑具合などを配慮した案内がされ、電気自動車の充電状況を確認しながら、どこで充電できるかなどの案内もしてくれる。
CarPlayは、壁紙を設定できるようになり、駐車場、ガソリンスタンドなどの情報も探せる。
2021年製BMW 5ではiPhoneがデジタルキーとして利用可能になる。
この機能はiOS 13.6から利用可能になり、デジタルキーをメッセージで共有することも可能になる。
新しい「App Store」では、特定処理に特化したミニアプリであるApp Clips機能により、簡単にアプリを探すことが可能になる。
ビジュアルQRコードやNFCでApp Clipsを使用することで、メッセージ、Safari、マップなどからこれらの機能を使用することが可能。
プライバシーも強化し、アプリケーションによるトラッキング管理機能も追加。
デベロッパーが収集した情報を詳しく知ることができる。
HomeKit対応デバイスの開発を迅速に行うため、Amazon、Googleなどと標準化を進めており、相互連携が可能になる。
また、写真アプリにひもづいた顔認識機能をセキュリティカメラと連携可能になる。
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