新型コロナの影響で急激に進んでいるテレワーク。ただ、特に営業職の場合、まだ通勤している人も少なくないようだ。
営業向け顧客管理システム「クラウドサービスサスケ」などを運営するインターパーク(札幌市)が5月、全国の営業職にアンケートを取ったところ、「テレワークを実施できず完全出社している」との回答が約半数を占めた。対面で行われることの多かった営業職とテレワークとの食い合わせの難しさが浮き彫りとなった。
調査は5月16日〜19日、全国の営業職に就いている正社員や派遣社員など500人にWeb上で実施した。
まずテレワークの実施状況について聞いたところ、47.2%が「コロナ感染拡大後も行っていない」と回答。「テレワークを行っているが出社することもある」は41%、「完全にテレワーク化」はわずか11.8%となった。
今後のテレワークに対する意向についても聞いたところ、「テレワークは行わず出社したい」は30.4%にとどまった。逆に、週何度かの部分的な出社も含めて「テレワークを実施したい」と答えた割合は69.6%に上り、営業職であってもテレワークへの一定の需要が垣間見える結果となった。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング