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Amazon、新型タブレット「Fire HD 8/8 Plus」発表 ワイヤレス充電やUSB-Cに対応 9980円から

» 2020年05月13日 22時00分 公開
[山口恵祐ITmedia]

 Amazon.co.jpは5月13日、タブレット「Fire HD 8」の新モデルを発表した。新デザインやUSB Type-Cの採用、パフォーマンスの向上を施し、上位モデルはワイヤレス充電にも対応する。価格は9980円(税込、以下同)から。同日から予約を受け付け、6月3日に出荷を始める。

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 8型ディスプレイを搭載する、同社オリジナルタブレットの新モデル。ラインアップとして「Fire HD 8」「Fire HD 8 Plus」「Fire HD 8 キッズモデル」の3製品を用意した。

 Fire HD 8/Fire HD 8 Plusは、本体のデザインを一新。サイズはいずれも137(幅)×202(奥行き)×9.7(高さ)mm、重さ355gでスペック以外は共通となる。2018年に発売した前モデル(第7世代)に比べて縦に12mm短く、横に9mm長くなった。重さは14g軽くなった。

 ディスプレイは1280×800ピクセル(189ppi)のIPS液晶で、前モデルに比べて10%明るくなった。フロントカメラの位置を変更し、本体を横に持ったときにレンズが上に配置されるようにした。

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 最大1TBのmicroSDメモリカードに対応。充電コネクターはUSB Type-Cを採用し、1回の充電で最大12時間使える。Wi-Fiは新たに11acに対応した。

 純正カバーのカラーバリエーションはトワイライトブルー、チャコールブラック、サンドストーンホワイト、プラム。価格は3480円。

ベーシックモデルの「Fire HD 8」

 ベーシックモデルとなるFire HD 8は、2.0GHzのクアッドコアプロセッサと2GBのRAMを搭載し、処理速度が前モデルに比べて30%高速化したという。

photo ブラック(左)、ブルー(右)、ホワイト(中央下)

 ストレージ容量と価格は、32GBモデルが9980円、64GBモデルは1万1980円。カラーバリエーションはブラック、ブルー、ホワイト。

ワイヤレス充電に対応した上位モデル「Fire HD 8 Plus」

 Fire HD 8 Plusは、2.0GHzのクアッドコアプロセッサを搭載する点はFire HD 8と同様だが、RAMは3GBを搭載。アプリの同時起動などの処理性能を強化した。

photo 見た目やサイズなどは「Fire HD 8」と同じ

 Plusの独自機能として、Qi規格のワイヤレス充電に対応。別売りでワイヤレス充電スタンド(4600円)も用意する。スタンドに置くと自動的にEcho Showモードに切り替わり、スマートディスプレイのように使える。

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 カラーはスレート(濃い灰色)のみ。ストレージ容量と価格は、32GBモデルが1万1980円、64GBモデルは1万3980円。ワイヤレス充電スタンドとセット購入すると、32GBモデルが1万4980円、64GBモデルは1万6980円となる。

2年間の限定保証が付属する「Fire HD 8 キッズモデル」

 Fire HD 8をベースに、数千点の子供向けコンテンツが楽しめる「Amazon FreeTime Unlimited」(1年分)や、角度調整可能な衝撃に強い専用保護カバーが付属する。キッズモデル限定の2年間保証も付属し、ユーザーが落としたり、水にぬれて壊れたりしても無償で交換する。

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 専用カバー装着時のサイズは233(幅)×184(奥行き)×26(高さ)mm、重さ550g。

 保護者がスマートフォンなどから遠隔で端末をロックできるペアレントダッシュボードなども備える。本体でキッズモードを終了することで、通常モデルのFire HD 8と同等機能が使える。

 ストレージ容量と価格は、32GBモデルのみで1万4980円。本体カラーはブラックのみ、保護カバーのカラーバリエーションはブルー、ピンク、パープル。

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