JR東海は4月6日、新幹線「のぞみ」の5月運転計画見直しを発表した。取りやめるのは5月15日、22日、29日の3日間。3日間の合計で45本の運転を取りやめる。なお、「ひかり」「こだま」および在来線特急の見直しは行わない。
運休する列車の特急券を持っていて、当日の他の列車へ変更を希望する場合には駅窓口で受け付ける。乗車を取りやめる場合には駅員に申し出れば、手数料を徴収せずに払い戻しを行う。旅行会社などで購入した一部の切符については、駅での取り扱いができない場合があるとして、購入先に問い合わせをするようアナウンスしている。
同社は3月14日にダイヤ改正を行い、のぞみ号の増発を計画していた。しかし、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、同社の運航する新幹線は利用が激減。同社の発表している月次情報では、2020年3月(〜25日)の「のぞみ」輸送量は前年同期比で43%。その他は「ひかり」が同41%、「こだま」が同53%と軒並み半分近く減少した。
これを受け、同社は3月末に4月の各金曜日、ならびに5月のゴールデンウイーク期間についてのぞみ号の減便を発表。この際、社会情勢などによってはゴールデンウイーク以降も減便する可能性を示唆していた。
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