ルーターを乗っ取りWHOを名乗る不正サイトに誘導、新型コロナ便乗の攻撃が発生中新型コロナ便乗犯罪は1ヶ月で5倍に増加

ホームルーターを乗っ取ってDNS設定を変更し、ユーザーを不正なWebサイトにリダイレクトして「新型コロナウイルスの情報提供アプリ」と称するマルウェアをダウンロードさせようとする。

» 2020年03月27日 09時47分 公開
[鈴木聖子ITmedia]

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 新型コロナウイルス感染拡大に対する不安に付け込んで、ルーターを乗っ取ってDNS設定を変更する手口でマルウェアに感染させようとする攻撃が発生している。ウイルス対策ソフトメーカーのBitdefenderが2020年3月25日に伝えた。

リダイレクトによって表示される不正なWebサイト リダイレクトによって表示される不正なWebサイト(出典:Bitdefender)

 Bitdefenderによると、この攻撃のほとんどはLinksysのルーターが標的にされている。ブルートフォース攻撃によってリモート管理用の認証情報を見つけ出し、この情報を使ってルーターを乗っ取ってDNSのIPアドレス設定を変更するという。

新型コロナウイルス関連の犯罪被害が急増中

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