法改正に追われるタバコ業界でフィリップ モリスが加熱式への切り替えを後押し 「ヒーツ」から2銘柄を発売

» 2020年03月30日 18時10分 公開
[ITmedia]

 4月1日から健康増進法の一部を改正する法律が全面施行される。これにより、飲食店やオフィスなど多くの場所が原則屋内禁煙になり、法改正によって喫煙環境が大きく変わることが見込まれる。

 飲食店やたばこ業界が対応に追われるなか、喫煙環境の変化を好機と捉える動きも出てきた。フィリップ モリス ジャパンは、健康増進法の全面施行をきっかけに、紙巻たばこ喫煙者に対して、加熱式たばこへの切り替えを後押ししていくという。

 そのために加熱式たばこ「IQOS(アイコス)」の新製品を続々とリリースしている。アイコス専用たばこスティックの「ヒーツ(HEETS)」からは、「ヒーツ・シトラス・グリーン」「ヒーツ・フレッシュ・パープル」の2銘柄が3月9日に発売された。

photo 「ヒーツ・シトラス・グリーン」

 同社によると、加熱式たばこカテゴリーにおけるフレーバー系メンソールの市場シェアは、昨年と比べて1.1%増加しているという。その需要を受け、「ヒーツ」初となるフレーバー系メンソール商品が加わる形となった。

photo 「ヒーツ・フレッシュ・パープル」

 新製品の2銘柄は、IQOSオンラインストア、全国9店舗のIQOSストア、ヤマダ電機、ドン・キホーテの一部店舗で購入できる。

photo 新製品2銘柄の詳細

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