2020年のサイバーセキュリティにおける新たな脅威を取り上げる。2019年に観測された「TikTok」の“偽アプリ”などのスパイウェアに対し、国家レベルの組織が攻撃に関与しているという見方がある。何に注意すべきか。
巧妙化するサイバー攻撃に対抗するためには、どのようなセキュリティ対策が必要だろうか。2019年に観測されたさまざまな脅威情報を基に、2020年に実施すべきセキュリティ対策を探る。
悪意のあるWebサイトやモバイルアプリケーションを用いた脅威に注意が必要だ。こうした攻撃は何百万人もが利用するシステムやアプリケーションを標的にする。誰でも標的になり得るためメールによる攻撃ほど標的を絞り込むことはできず、影響が及ぶ人が多くなる恐れがある。それらの悪意のあるWebサイトやモバイルアプリケーションを悪質だと認識できる技術は既にある。だがこの脅威が本当に危険なのは、攻撃用ツールの開発に政府機関レベルの人材が携わっている可能性がある点だ。
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サイバー攻撃に対する日常的な予防策として、PCセキュリティの点検は欠かせない。だが、PC点検は時間も手間もかかり、適切にソフトのバージョンアップができていない現場も目立つのが現状だ。PC点検から対応までを自動化できないものか。
大企業のIT部門を対象に行ったセキュリティ対策に関する調査によると、未知の脅威への検知対策を行っているものの、その対策に不安を感じている企業は少なくないという。大企業はどのようなセキュリティの課題を抱えているのか。
クラウドを狙う攻撃が増えている一方で、現在多くの組織で行われているクラウドセキュリティ管理には限界がある。クラウド環境の多くは可視性が欠如しており、監視も徹底されていない。クラウド環境を保護するための要件について解説する。
アイデンティティー関連のサイバー攻撃は、着実に増えている。ある調査によれば、アクセスブローカーサービスの広告は過去1年間で147%増加したという。攻撃者はなぜこうも、認証情報およびアイデンティティーを狙い、悪用するのだろうか。
複雑さを増すクラウド環境におけるセキュリティ対策では、スマートかつ迅速なアプローチが重要だ。そのキーとなるのが「CNAPP」だが、ここではCNAPPに特に必要とされる「100%の可視性」など、5つの柱について解説する。
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