Automation Anywhereは、RPAを活用して新型コロナウイルス関連情報の収集と公開を自動化したマカオの事例を公開した。
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Automation Anywhereは2020年3月23日(現地時間)、中国のマカオでRPA(Robotic Process Automation)を活用して新型コロナウイルス関連情報の収集と公開を自動化した事例を、同社の公式ブログで公開した。同事例は、官公庁や保健機関、医療機関、流通企業などの情報を自動的に収集し、感染場所や病院の待ち時間、マスクの販売場所、銀行の営業時間といった情報を公開するWebサイトを構築したものだ。
新型コロナウイルスの感染が広がる中、マカオでは官公庁や保健機関、医療機関、流通企業が、それぞれ個別にWebサイトで情報を発信していた。それぞれの組織は自組織の情報を公開するのが精いっぱいで、組織をまたいだ情報共有の問題が浮き彫りになった。市民は複数のWebサイトとソーシャルメディアから断片的に得られる情報と口コミを組み合わせることで、マスクや消毒薬を購入できる店といった必要な情報を集めていたという。
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