クラウドサービスやモバイルデバイスの普及、セキュリティリスクの増大などが、デバイス管理システムを進化させてきた。「MDM」製品から「UEM」製品への進化の歴史を振り返る。
従来の「モバイルデバイス管理」(MDM)製品を依然オンプレミスで運用している企業は少なくない。だがそうした企業の間では、より多機能な「統合エンドポイント管理」(UEM)製品に移行する動きがある。UEM製品のクラウド移行が進んでいることが、その背景にある。
さまざまな種類のデバイスを単一コンソールで管理できるUEM製品は、ITリソースを合理化するニーズに合致している。ユーザー企業にとっては、「Android」や「iOS」などのモバイルOSを搭載するスマートフォンやタブレットなどのモバイルデバイスに特化した管理製品を用意する必要がなくなる。
Microsoftなどの従来型PC管理ベンダーが、積極的にUEM製品を販売している。これはCitrix SystemsやVMwareといった企業が、デバイスを問わずにアプリケーションやデータを利用できるようにする「デジタルワークスペース」製品にUEM製品の基本機能を搭載するようになったのと同じだ。
モバイルデバイスは、セキュリティが以前よりも大きな問題になっている。モバイルデバイスで企業アプリケーションを利用する機会が増え、より多くのデータを内蔵するようになっているためだ。
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