Let's Encryptの証明書に不具合、約300万件を無効化へ

影響を受けるのは、Let's Encrypが発行した証明書約1億1600万件のうち、2.6%に当たる300万件あまり。無効になる2020年3月4日までに更新しなければ、セキュリティ警告が表示される状態になる。

» 2020年03月04日 10時53分 公開
[鈴木聖子ITmedia]

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 無料サーバ証明書を発行する非営利認証局(CA)のLet's Encryptは2020年3月3日、TLS/SSL証明書の一部に不具合が見つかり、失効させる必要性が生じたと発表した。

 失効措置の実施は、協定世界時の2020年3月4日を予定している。Let's Encryptは「影響を受けるユーザーのうち、連絡先が確認できる相手には電子メールで連絡を取っている」とした。

TLS/SSL証明書の一部の不具合について報じるLet's Encryptのブログ(出典:Let's Encrypt)

約300万件のWebサイトに影響か

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