日本チェーンドラッグストア協会は2月27日、「新型コロナウイルスに関連した感染症の発生に伴うマスク等の抱き合わせ販売について」という文書を会員企業に送付した。
公正取引委員会が27日、日本チェーンドラッグストア協会の関係者を呼び出し、会員企業に対してマスクなどの抱き合わせ販売をしないよう要請。マスクが品薄になっている状況での抱き合わせ販売は「顧客の購買における選択肢がなく、独占禁止法が禁止する不公正な取引方法につながるおそれがある」と伝えたという。
マスクの抱き合わせ販売については、マツモトキヨシホールディングスが「誤解を招くようなセット販売を行っていたことが判明いたしました」、コクミンドラッグを運営するコクミンが「一部店舗において、マスクを購入されるお客様に対して誤解を招く恐れのある販売方法を行っていたことが確認されました」とそれぞれ発表している。
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