ホンダは2月21日、主力セダン「アコード」をフルモデルチェンジして発売する。今の時代に合ったデザインや機能性を訴求する。販売目標は月300台。
アコードは、1976年に初代モデルを発売。これまでに、120以上の国と地域で累計約2000万台を販売している。
今回の新型アコードは10代目となる。「今の時代のお客さまに自信を持って積極的に選んでいただけるセダン」(同社)を目指して構造から見直し、アコードのための「新世代プラットフォーム」を開発した。
エクステリアデザインは、力強いイメージのフロントフェイスや、安定感を生み出す低重心のプロポーションが特徴だ。
インテリアは、コンサートホールをイメージ。ドアを開けた瞬間から、ドライビングを楽しむ間、そして降りた後も、心地よい余韻を楽しめるような空間をつくり出すことを目指した。操作性の良さと機能美の両立にこだわったという。
ボディーの骨格変更やホイールベースの延長によって、足元や膝回りなど、居住スペースをさらに広げた。また、インテリジェントパワーユニット(IPU)をこれまでのリアシート背面から後部座席の下へ再配置し、トランクルームの広さも大幅に拡大した。
パワートレーンには、2モーターならではの力強い加速と滑らかな走りを実現する独自のハイブリッドシステム「e:HEV」を搭載。軽快な走りと燃費性能の両立を図った。
ドライバーの気分や路面状況などに合わせて変更できるドライブモードには、従来と同様の「NORMAL」「SPORT」モードに加え、「COMFORT」モードを新たに追加。よりスムーズで静粛性の高いドライビングを楽しめる。
また、先進の安全運転支援システム「Honda SENSING(ホンダ センシング)」を標準装備にしている。
ハイブリッド車のみの設定で、メーカー希望小売価格は465万円(税込)。
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