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縦折りスマホ「Galaxy Z Flip」発表 日本ではKDDIが独占販売

» 2020年02月12日 11時39分 公開
[ITmedia]

 韓国Samsung Electronicsは2月11日(米国時間)、縦に折りたためるAndroidスマートフォン「Galaxy Z Flip」を発表した。米国と韓国では14日に1380ドル(約15万円)で発売する。日本ではKDDIが18日から予約を受け付け、2月下旬に発売する予定。日本での価格は未定。

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 縦に開くと6.7インチ(1080×2636ピクセル、アスペクト比21.9:9)になる有機ELディスプレイを搭載。開いた状態のサイズは73.6(幅)×167.3(奥行き)×7.2(高さ)mm。折りたたんだ状態では73.6×87.4×17.3mmと、手のひらサイズに収まる。重さは183g。

 背面には、SNSなどの通知を表示するために1.1インチ(112×300ピクセル)の小型ディスプレイも備える。

 メインカメラは1200万画素の超広角と広角の2眼仕様で、インカメラは1000万画素。OSはAndroid 10を搭載する。メインメモリは8GB、ストレージは256GB。バッテリー容量は3200mAh。カラーはMirror Purple、Mirror Black、Mirror Gold(米国・韓国向け)を用意している。

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 Samsungは2019年2月、横に折りたためるスマホ「Galaxy Fold」を発表。10月に日本でも発売し、話題を呼んでいた。同社は「2番目の折りたたみ可能なデバイス『Galaxy Z Flip』を投入し、スマホの機能を再定義していく」としている。

 同様の縦折りスマホでは、米Motorola Mobilityが19年11月に「razr」を発表し、米国で20年2月6日に発売した。価格は1500ドル。

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