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小売業界の「ストレス度の低い企業ランキング」 ダイエーやイオンを抑えて1位に輝いたのは?休暇・休業制度も数多く用意

» 2020年01月29日 04時00分 公開
[ITmedia]

 企業口コミ・給与明細サイト「キャリコネ」は、小売業界に属する企業を選出し、キャリコネユーザーによる「ストレス度の低さ」評価の平均値が高い順にランキングした「小売業界の“ストレス度の低い企業”ランキング」を発表した。

photo 小売業界の“ストレス度の低い企業”は?(写真提供:ゲッティイメージズ)

 1位に輝いたのは、愛媛県松山市に本社を置き、DIY用品の販売や増改築、造園工事などを行う「DCMダイキ」だった。2位はダイエー、3位はサンエー、4位はDCMカーマ、5位はセブン-イレブン・ジャパンと続いた。

photo 小売業界の“ストレス度の低い企業”ランキング

 DCMダイキは、1958年に「タイルと衛生陶器の店」をスタートさせ、78年にホームセンター「ディック」を設立。愛媛県にとどまらず、広島県や香川県、岡山県など他県へ店舗を広げていった。現在ホームセンターの名称を「DCMダイキ」と改め、西日本に約160店舗を展開している。

 正社員数は18年11月時点で943人。人材育成に力を入れており、夏休みに職場実習体験の場を用意したり、事前学習のためのテキストを配布したりと、入社前から研修を開始。入社後も、新入社員導入研修、配属先でのマンツーマン指導、入社後半年後のフォローアップ研修などを実施している。

 確定拠出年金制度や財形補助、団体長期障害保障制度、借上社宅制度など、福利厚生も充実。通常の有給休暇のほか、積立有給休暇や特別有給休暇、育児休業、介護休業、産前産後休業、生理休暇など、休暇・休業制度も数多く用意されている。

 キャリコネの口コミには、「教育制度はしっかりしており、資格習得などもできる。その気があれば、いろいろな資格を取得できる」(その他の職種/20代前半男性/年収314万円/15年度)と、人材育成制度を評価する声などが寄せられている。

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