今夏、ボーナスが支給される予定という人はどのくらいいるのだろうか。民間企業で働く正社員の男女に聞いたところ、「支給される予定」と答えたのは84%、「支給されない予定」は16%であることが、マクロミルの調査で分かった。
「夏のボーナス、支給される予定」と答えたのは84%(出典:マクロミル)
2018年の調査結果と比較すると、「支給される予定」と答えたのは4.9ポイント上昇。過去3年間の結果をみると、17年の水準に戻った形だ。
夏のボーナスが「支給される予定」と答えた人に、支給見込み額を聞いたところ、平均で46万6326円。昨年の平均45万3521円から、1万2805円増加し、過去3年の結果をみると、17年の平均48万8910円が最も多い。
夏のボーナス、予想金額(出典:マクロミル)
夏のボーナスの使い道を尋ねると、「預貯金」(70%)が断トツ。預貯金をする理由を聞いたところ「安心感を持つため」(47%)が最も多く、次いで「老後の生活費として」(45%)、「病気・失業などもしもの時の備えとして」(32%)という結果に。「何かの購入資金とするなどの短期的な目的というよりも、老後や何かあったときの“安心”のために、ボーナスを預貯金するという人が多いようだ」(マクロミル)
インターネットを使った調査で、民間企業で働く正社員の男女1000人が回答した。調査期間は4月16日から17日まで。
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