ITmedia NEWS > 製品動向 >

Huaweiも“折りたためるスマホ”発売へ 5G対応の「Mate X」、約29万円

» 2019年02月25日 11時06分 公開
[ITmedia]

 中国Huaweiは2月24日、折りたためるフレキシブル有機ELディスプレイを搭載したAndroidスマートフォン「HUAWEI Mate X」(メイトテン)を発表した。次世代通信規格 「5G」にも対応。価格は2299ユーロ(約29万円)で、2019年半ばに発売を予定している。

photo HUAWEI Mate X

 ディスプレイは、広げると8インチ(2480×2220ピクセル)、折りたたむと前面が6.6インチ(2480×1148ピクセル)、背面が6.38インチ(2480×892ピクセル)の2画面になる。プロセッサは、Huawei製の「Kirin 980」(オクタコア、2.6GHz×2コア+1.92GHz×2+1.8GHz×4)を搭載する。

 デュアルSIMに対応し、一方のカードスロットが5Gに対応。大容量の4500mAhバッテリーも搭載し、「5G時代のバッテリー性能への要求を満たす」(同社)としている。

 本体サイズは、ディスプレイを広げた状態だと162.2(幅)×161.3(高さ)×5.4〜11(奥行き)ミリ、折りたたんだ状態だと78.3(幅)×161.3(高さ)×11(奥行き)ミリ。バッテリーを含んだ重さは295グラム。カラーはインターステラーブルーのみ。

 折りたためるスマホは、中国のベンチャーRoyoleが昨年11月に「FlexPai」を発表。続けて、韓国Samsung Electronicsが「Galaxy Fold」を発表した他、中国Xiaomiも折りたたみスマホのプロトタイプを公開するなど、各社が競うように開発している。

photo HUAWEI Mate X
photo HUAWEI Mate X
photo HUAWEI Mate X
photo デュアルSIMに対応

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.