マシンデータ分析プラットフォームベンダーのSumo Logicが、クラウド市場の縮図ともいえるレポートを発表した。この統計データから、クラウド市場の一端がうかがえる。
2017年現在、サービスベースのアプリケーション、データストレージ&データ分析などのクラウドコンピューティングモデル用アプリケーション開発アーキテクチャ、アルゴリズム、アプリケーションの構築が始まっている。
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今回は、Sumo Logicが作成したレポートを紹介する。同社は、クラウドネイティブのマシンデータ分析プラットフォームで知られる企業だ。このプラットフォームは、常時接続されるクラウドの世界で提唱される「継続的インテリジェンス」を目的に設計されたものだ。
同社のレポート「クラウドにおけるモダンアプリケーションの現状」は、同社のマシンデータ分析プラットフォームを使用する1500社の匿名データに基づいている。
Sumo Logicで製品マーケティング部門のバイスプレジデントを務めるカリヤーン・ラマナサン氏は次のように語る。「今日の企業は、『モダンアーキテクチャ』を土台にサービスを構築しようと奮闘している。モダンアーキテクチャとは、新しい層、テクノロジー、マイクロサービスを備えたアプリケーションスタックを指す。通常は『Amazon Web Services』(AWS)、『Microsoft Azure』『Google Cloud Platform』のようなクラウドプラットフォームで実行される」
Sumo Logicのレポートから、現在のクラウド市場の姿が浮き彫りとなる。何が多く使われ、何が増えているのか。ユーザー企業は何を課題としているのか。以下に同社レポートの要点をまとめた。
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