複数台スマホが当たり前の時代、仕事で使えるデバイスの選択肢は多い。デバイス管理者は各ベンダーのスマホやタブレットを比較し、管理やセキュリティに注意しつつ、安全で快適なデバイスを選択しよう。
特別な理由がなくとも、例えば内線用と資料閲覧用など仕事で複数台のスマートフォン、タブレットを持つことは珍しくなくなった。愛好家が多い「iPhone」や「iPad」が注目されがちだが、その他のベンダーも業務に十分耐えられるデバイスを提供している。
選択肢が増えてうれしい半面、管理の手間を考えて頭を悩ますデバイス管理者もいるだろう。1人複数台のデバイスを持つとなれば、Microsoft Excelのようなスプレットシートで管理するのは大変だ。管理方法の見直しが必要になるだろう。さらにアップデートの適用やセキュリティをどうするかなど考えることは山積みだ。
とはいえ、複数台のデバイスを持つメリットは魅力的である。場所にとらわれず、会社と同じ情報を外出先で確認、変更ができれば、最近話題になっている「働き方改革」にも貢献できるだろう。
本稿では業務で使えるスマートフォンやタブレットについて主要9社の製品を紹介する。併せて、複数デバイスを扱う場合の注意点についてもまとめている。デバイス管理者の助けになれば幸いだ。
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