危険な動作をするファイルをマルウェアだと捉え、検知して対処する――。こうした従来型のマルウェア対策の考え方が通用しない、厄介な攻撃手法が広がりつつある。
シグネチャによるパターンマッチングからサンドボックス、機械学習まで、マルウェア対策を実現する技術は進化や変化を続けている。だがマルウェア対策製品自体の役割は、大きく変わっていない。悪意のあるファイルを検知し、ポリシーに基づいて駆除や隔離といった対処をすることが、マルウェア対策製品の主要な役割であり続けている。
こうした常識に挑戦するかのような攻撃手法が広がりつつある。ファイルを残さない、もしくは「Windows PowerShell」などの標準ツールを使って悪事を働く「ファイルレス攻撃」がそれだ。対象となるファイルが見つからなければ検知も対処もしようがないという、従来のマルウェア対策製品の穴を突いた攻撃手法だといえる。
ファイルレス攻撃とはどのような攻撃手法であり、どのような脅威をもたらすのか。対処法はあるのか。TechTargetジャパンの関連記事をまとめた本資料で探る。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
ミッションクリティカルなシステムを閉域網で運用することが多い業界では、クラウド前提のセキュリティ製品の導入が難しく、対策が後手に回ってしまう。そこで注目したいのが、エンドポイントにAIエンジンを搭載したオンプレミス型EDRだ。
病院内の安全対策では、盗難や不法侵入だけでなく、無断離院や徘徊といったトラブルへの迅速な対処も求められる。そこで参考にしたいのが、セキュリティカメラの映像から瞬時に患者を探し出せるようにした五稜会病院の取り組みだ。
スマートフォンが業務遂行の主要端末に位置付けられる一方で、そこに含まれる重要データを狙った攻撃が激化している。場所を問わない業務遂行により生産性を向上させるためには、攻撃のトレンドを把握して対策することが必要だ。
Macのビジネス利用が拡大する中、マルウェア被害や脆弱性悪用などのリスクが増大している。本資料では、最新の調査をもとに、マルウェア対策、脆弱性管理、ソーシャルエンジニアリング対策などMacのセキュリティを強化する方法を解説する。
現在、大企業ではどのようなセキュリティ対策を実施し、どこに課題を抱えているのだろうか。2025年2月に実施された調査の結果を基に、大企業におけるセキュリティ対策の実態を明らかにする。
船舶の安全保障を揺るがすサイバー脅威 海運セキュリティ対策の要点とは (2025/9/10)
ファイアウォール管理不全が「抜け穴」に 今見直すべき海外拠点のセキュリティ (2025/8/26)
混雑や逆光に弱いウォークスルー顔認証、高精度と高速処理をどう実現するか (2025/8/13)
なぜクラウドセキュリティは複雑ではなく「包括的でシンプル」にすべきなのか? (2025/6/13)
「見える化」ではもう守れない アタックサーフェス管理の限界と次世代の対策 (2025/6/12)
なぜクラウド全盛の今「メインフレーム」が再び脚光を浴びるのか
メインフレームを支える人材の高齢化が進み、企業の基幹IT運用に大きなリスクが迫っている。一方で、メインフレームは再評価の時を迎えている。
「サイト内検索」&「ライブチャット」売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、サイト内検索ツールとライブチャットの国内売れ筋TOP5をそれぞれ紹介します。
「ECプラットフォーム」売れ筋TOP10(2025年5月)
今週は、ECプラットフォーム製品(ECサイト構築ツール)の国内売れ筋TOP10を紹介します。
「パーソナライゼーション」&「A/Bテスト」ツール売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、パーソナライゼーション製品と「A/Bテスト」ツールの国内売れ筋各TOP5を紹介し...